シングルサインオン(以下、SSO)とは、1つのIDとパスワードで複数のWebサービスや
アプリケーションにログインできる仕組みです。
共通IDでは、「シングルサインオン(SAML認証)設定」を設定することで、ジョブカン外のIDを利用して
ログインが可能になります。
このページでは、シングルサインオン(SAML認証)に関してよくある質問とその解決方法をご説明します。
関連ヘルプ:シングルサインオン(SAML認証)を設定する
目次
- SAML署名証明書の更新方法
- RelayStateについて
- Q. ログインできません
- Q. 今利用しているIdPはSSOに使えますか?
- Q. 複数のIdPと連携できますか?
- Q. 1つのIdPに複数のアプリを登録してジョブカンと連携できますか?
- Q. ログイン時に会社IDの入力やIdPの選択を省略できますか?
SAML署名証明書の更新方法
SAML署名証明書の更新方法をご説明します。
共通IDでは、1つの外部ID設定に対して、証明書をファイルとURL形式でそれぞれ設定できます。
両方同時に設定している場合、ファイルの方を優先して使用します。
両方とも設定することにはあまり意味がありませんので、どちらか一方のみ設定することをおすすめします。
1. 利用中のIdPから新しいメタデータXML(証明書)を入手します。
証明書はファイルもしくはURLで指定できます。
新しいファイル・URLの取得方法はIdPによって異なります。
詳しくはIdP側のヘルプ等をご参照ください。
|
>URLで指定している場合 IdP側で確認した証明書のURLが、現在すでに共通ID側で設定済みのURLと同じであれば、 |
2. 共通IDページの「シングルサインオン(SAML認証)設定」に移動します。
3. 証明書を更新したい外部ID設定の編集画面に移動します。
4. 「接続情報」欄で新しい証明書(ファイル・URL)を登録します。
>ファイルの場合、「メタデータファイル」に新しい証明書をアップロードします。
>URLの場合、「メタデータURL」に新しいメタデータURLを入力します。
5. 「登録する」ボタンをクリックします。
IdP側での連携情報を作り直すなど、何らかの理由で共通IDの外部ID設定を作り直す場合は、
以下のヘルプページにしたがって設定を新規作成してください。
なお、外部ID設定を複数作成した場合は、SSOによるログイン時に、どの設定を利用するか選択する
必要があります。
共通IDでは、1つの外部ID設定に対して、証明書をファイルとURL形式でそれぞれ設定できます。
ただし、同一形式で複数の証明書を設定することはできません。
そのため、更新時のダウンタイムの有無については、IdP側の仕様が大きく影響します。
ダウンタイムが発生しないと考えられるケースは以下のとおりです。
- IdP側で新旧証明書を同時に有効にできる場合。
- IdP側で新証明書に切り替え後、有効期限が切れたり有効でない旧証明書でも通常の認証処理が
行われる場合。 - 共通IDで証明書をURL形式で設定、かつ新旧証明書のメタデータURLが同じ場合(設定変更不要)。
RelayStateについて
SAML認証にはRelayStateという仕組みがあります。
SSO認証完了後に移動するURLを指定しておくことで、共通IDにログイン後、勤怠管理のPCマイページや
経費精算/WFに直接移動できます。
RelayStateは、IdP側のページから共通IDにログインする方法(IdP-Initiated)と、
共通IDのログインページからログインする方法(SP-Initiated)のどちらでも設定できます。
>IdP側のページから共通IDにログインする場合(IdP-Initiated)
設定方法はIdPによって異なります。
詳しくは各IdPのヘルプ等を確認してください。
ログイン後、移動先のURLとして指定できるURLについては「relay_stateに指定可能なURL」を
確認してください。
|
例)Microsoft Entra ID(旧Azure AD) Microsoft Entra ID(旧Azure AD)の場合、シングルサインオン>「基本的なSAML構成」の設定画面で |
>共通IDのログインページからログインする場合(SP-Initiated)
「シングルサインオン(SAML認証)設定」から「外部ID(IdP)編集」画面を開き、ショートカットリンクを
確認してください。
この欄の「ログインURL」、「個別ログインURL」にrelay_stateパラメータを追加してURLを作成します。
作成したURLを、以降のログインURLとして利用してください。
|
・ログインURL+relay_state ・個別ログインURL+relay_state ※ 「外部ID(IdP)編集」画面では、client_code(会社ID)、saml_idp_idの値は入力済みの状態で表示されます。 |
<設定方法>に戻る
<RelayStateについて>に戻る
画面上部に戻る
| 遷移先のサービス | URL |
| 勤怠管理 | https://id.jobcan.jp/redirects/service?app_key=atd |
| 経費精算/WF | https://id.jobcan.jp/redirects/service?app_key=wf |
| 採用管理 | https://id.jobcan.jp/redirects/service?app_key=ats |
| 労務管理 | https://id.jobcan.jp/redirects/service?app_key=lms |
| 給与計算 | https://id.jobcan.jp/redirects/service?app_key=payroll |
| 会計 | https://id.jobcan.jp/redirects/service?app_key=acc |
| 証憑 | https://id.jobcan.jp/redirects/service?app_key=evm |
| 見積 | https://id.jobcan.jp/redirects/service?app_key=inv |
※上記のほか、経費精算/WFや給与計算の通知メールに掲載されているURLも指定可能です。
※SSOに対応しているURL以外を指定しても正常に動作しません。
Q. ログインできません
A. 「シングルサインオン(SAML認証)設定」を設定してもSSOでのログインができない場合、
共通IDもしくはIdPの設定が誤っている可能性があります。
共通ID側
「外部ID(IdP)編集」画面から、「接続情報」欄が正しく設定されているかを確認します。
以下の点について確認してください。
・「外部ID(IdP)編集」>「接続情報」のメタデータファイルおよびメタデータURL(SAML署名証明書)
- IdP側でSAML署名証明書を発行した場合
→発行したメタデータと、ジョブカンにアップロードしたメタデータが一致しているか。 - 認証局 (CA) 等発行機関からSAML署名証明書を入手した場合
→IdP側・ジョブカン側ともに同じメタデータをアップロードしているか。
・「外部ID(IdP)編集」>「接続情報」の「ユーザを識別する要素」
- IdP側の設定でNameIDとして使用されている要素と一致しているか。
- ログイン対象のユーザの情報がジョブカン側とIdP側で一致しているか。
IdP側
「外部ID(IdP)編集」画面の「外部IDに登録する情報」が正しく設定されているかを確認します。
設定方法によって、以下の点を確認してください。
SAML構成情報を手入力する場合
- ACS URL(応答URL)
- エンティティID
- ユーザを識別する要素
メタデータファイルで設定する場合
- ジョブカンからダウンロードしたメタデータファイルを正しく設定しているか
- (Entra ID等の一部IdP)ジョブカン連携用のアプリケーションへのユーザ追加
Q. 今利用しているIdPはSSOに使えますか?
A. 個別の検証が行えないため、個々のIdPの利用可否についてお答えすることはできません。
しかしながら、ジョブカン共通IDのSSOは「SAML2.0」の規格に対応しています。
ご利用のIdPが「SAML2.0」に対応していればSSOを利用可能です。
利用可能であることが確認済みのIdP
Q. 複数のIdPと連携できますか?
A. 「シングルサインオン(SAML認証)設定」では、IdPを複数登録可能です。
複数のIdPを登録した場合、SSO利用時に、認証に使用するIdPを選択することになります。
Q. 1つのIdPに複数のアプリを登録してジョブカンと連携できますか?
A. 可能です。
IdPに複数のアプリを登録し、それぞれにSAML認証の設定を行ってください。
複数の共通IDアカウントや、「共通IDへのログイン」と「共通IDへのログイン後にジョブカン各サービスへ移動」を別のアプリとして登録することで、使い分けることができます。
Q. ログイン時に会社IDの入力やIdPの選択を省略できますか?
A. 初回のSSO時には会社IDの入力を求められますが、2回目以降は前回入力した内容をブラウザが
記憶しているため、入力を省略できます。
その他に、「外部ID(IdP)編集」画面に表示されるショートカットリンクを利用することで、
会社IDやIdPの選択を省略できます。
| ショートカットリンク | 説明 |
| ログインURL(外部ID(IdP)選択リンク) | 会社IDの入力を省略してIdP選択画面に移動します。 |
| 個別ログインURL(選択画面を表示せずにログイン可能なリンク) |
会社IDの入力・IdP選択を省略し、当該編集画面のIdPを利用してログインします。 |
以上でございます。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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